PHPとPDO経由でpostgresを利用できなくなったのでそちらに対するメモを記載.
ステップは以下のステップになります。
mac内にpostgresのサーバとなります。
1.Xcodeのインストール
2.postgres9.3のインストール
3.pgsqlとpdo_pgsqlのコンパイル
4.PHPのインストールとapacheの設定
このような構成になります。
早速実行
1.Xcodeのインストール
こちらのアプリはApp Storeから「Xcode」と検索を行っていただければダウンロードが行えます。
2G程度の要領が必要ですので注意です。
2.postgres9.3のインストール
まずはこちらからpostgres9.3系をDLします。
インストールは、よくあるもの名での割愛いたします。
通常のインストールなら、「/Library/PostgreSQL/9.3/」こちらに各種コマンド等がインストールされます。
3.pgsql・pdo_pgsqlのコンパイル
こちらからがメインになります。まずはコンパイルを行うためにPHPのソースをダウンロードします.
以下一連の手順です。後ほど解説.
# brewが使えない場合は以下のコマンドでインストール ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.github.com/mxcl/homebrew/go/install)" brew install autoconf # PHP4.x系だった場合は、パスを修正してください. curl -O http://museum.php.net/php5/php-`php -v | grep 5. | cut -d " " -f 2`.tar.gz tar -xzvf php-`php -v | grep 5. | cut -d " " -f 2`.tar.gz cd php-`php -v | grep 5. | cut -d " " -f 2`/ext/pgsql/ sudo phpize # postgresのバージョンにより差があるので各自書き換えてください. sudo ./configure --with-pgsql=/Library/PostgreSQL/9.3/ sudo make sudo make install cd ../pdo_pgsql/ sudo phpize sudo ./configure --with-pdo-pgsql=/Library/PostgreSQL/9.3/ sudo make sudo make install
mavericksでは初期では、pdo_pgsqlなどが組み込まれていないため
自分でソースからビルドする流れになっています。
上記が手順となります。
4.PHPのインストールとapacheの設定
インストールしたモジュールなどを読み取るため設定を変更します
sudo sh -c 'cat /etc/php.ini.default | sed -e "s/; extension_dir = \".\/\"/extension_dir=\/usr\/lib\/php\/extensions\/no-debug-non-zts-20100525/g" -e "s/;extension=php_pdo_pgsql.dll/extension=pdo_pgsql.so/g" -e "s/;extension=php_pgsql.dll/extension=pgsql.so/g" > /etc/php.ini' sudo apachectl restart
こちらでインストールができたはずです。
extension_dirはもしかすると自分でカスタマイズする必要があるかもしれません。
最後に以下のコマンドで動作確認
php -i | grep pgsqlこちらでpgsqlが出てきたら動作できます。